ご指名ありがとうございます、てっぺさんです。
てっぺさんは初めて言われました。あんまりあだ名で呼ばれることがないのでぜひ使ってください。
さて、早速ですがお題に移りたいと思います。
フレックスタイム制とは
そろそろ新卒入社してまる4ヶ月経とうかという私ですが、フレックスタイム制で就業しております。 実は内定時は裁量労働制という契約だったのですが、監査かなんかが入って今年からは1、2年はだめだよってことになったらしいです。
というわけで今回は俺が知っている知識で通常の勤務(なんていうんかわからんから通常勤務って呼ぶ)・フレックスタイム制・裁量労働制それぞれを比較しながらフレックスタイム制の実態に迫りたいと思います。
労働時間
気になる労働時間ですが、通常勤務のみんなは月に最低働く必要のある労働時間って決まっていると思います。たぶん土日祝と有給を除いた日数*8時間とかでしょうか。
また、始業時間・就業時間も決まっている会社が比較的多いのではないでしょうか。あるいは工場や病院、武士などは変則的な勤務があると思いますが、その始業時間は固定ではないでしょうか。
この背景には、「月給は決まっているのだからそれくらい働けやボケカスうんこたれ」といったことや、「決まった時間でみんなが働かないとコミュニケーションとれんやろうが」といったことがあるのかと思いますが、フレックス・裁量労働の場合はどうでしょうか。
フレックスタイム制の場合
フレックスタイム制も実は月に働く必要のある時間は通常勤務と同様です。ただし、始業時間・就業時間は決まっていません。
ただし、コアタイムというものが存在して、その間は就業する必要があります。 たとえば、コアタイム11時ー15時であれば最低限その時間は働く必要があります。
しかし、月に就業すべき時間を満たせば良いので、「今日は歯医者に行くから8時から15時(休憩時間を除いて6時間)働こう」「昨日2時間就業時間がたりてないから明日は9時から9時まで働いて補填しよう」みたいなことが可能なわけです。
あるいは朝弱いから毎日11時スタートにして20時に帰ろうみたいなこともできます。
通常勤務と比べると各々の生活スタイルに合った働き方がしやすいですね。
ただしリアルタイムのコミュニケーションが求められる仕事では現実的ではありません。
裁量労働制の場合
裁量労働制は月に働く時間が決まっていませんし、始業・就業時間も決まっていません。
なので「俺は3時間だけ神のように集中できるが、それをやると1日の残りの体力を使い果たしてしまうぜ」みたいな人は3時間だけ働けばいいし、逆に「だらだらしながら仕事する方が捗るんだよな」という人は仕事とプライベートの境目なく生活をすることができます。
裁量労働制の目的は、個人がもっともパフォーマンスを発揮できる働き方ができるというところにあるため自由に働くことができます。
残業
通常勤務では残業は就業時間を過ぎた時点で発生しますが、その他の制度の場合はどうでしょうか。
フレックスタイム制の場合
フレックスタイム制は先ほど述べたとおり月に働く時間が決まっています。そのためその時間を超過した分が残業となります。
残業代で稼ぎたいという人は結局通常勤務同様のリズムで仕事することになりそうですね。
ただし早めに帰りたいといった場合には早朝に出勤することで残業をしつつそこそこはやく帰るといったことは可能です。
裁量労働制の場合
裁量労働制は月に働く時間は決まっていないので、フレックスタイム制のような残業の発生はしません。 ていうか残業は発生しません。
さっさと仕事を終えるのもだらだら続けるのも自由ですが、成果主義(後述)ともいえるため、ある程度の成果は求められます。
成果がでていないのに短時間しか働いていないといったことはあってはならないのです。
固定残業代
じゃあ裁量労働制とかフレックスは残業代の恩恵は受けられないのか、というわけでもありません。
これらの制度を採用している企業の多くが固定残業代も採用しています。 これは月にxx時間の残業をしたものとして給与を計算するというものです。
じゃあたとえば40時間の固定残業代が給与に含まれる場合結局1日10時間働かないといけないのか?という疑問があると思いますが、そうではありません。
残業0時間でも40時間分の固定残業代は給与に含まれます。 固定残業代はフレックスや裁量労働などの働き方を、より自由なものにするために採用される制度といえますね。
どんな職業で採用されているか
知りません。自分で調べてください。
ただし、一つ言えるのは成果主義の職業で採用されることが多いということです。
たとえばITエンジニアやデザイナーがそれに該当します。
デザイナーを例に挙げると、本来いいデザインができるまでには様々なプロセスがあります。 - ヒアリング - 要件の洗い出し - スケッチ - プロトタイプ制作 - 修正 などです。 これを全て行うには長い時間が必要ですが、何時間かかるかとか工数はいくらとは一概にはいえません。 しかしながら顧客が求めるデザインがたまたまヒアリング中に思いついてしまい、それを顧客に伝えたところとても気に入ってもらえたとします。
するとほぼ全てのプロセスをスキップして完成させることができてしまいます。
これによってたとえば通常平均で20時間かかっていたプロセスが、たったの4時間で終わってしまったとしましょう。
残りの16時間、さらに別のデザイン業務を果たさなければならないのでしょうか。 1つのデザインに1時間かけても、30時間かけても、顧客が満足して同額を支払うのであれば会社目線でそのデザインの価値は同じと言えるのではないでしょうか。
これが成果主義です。
結論が同じであればプロセスは問わないのが裁量労働制の魅力です。
自分の技術に自信があって、ガンガン成果を生み出すぜという人はこの制度が合うのではないでしょうか。
てっぺさんはどうしてるの
てっぺさんはついこないだまで研修を受けていたので10時から19時とみんなで合わせて出勤していました。夜型の人が多いのでこれが安定っぽいです。
しかし元来てっぺさんは朝方で、中学生の頃も夜9時には寝て誰よりもはやく登校していました。
生活リズムを整えながら、今は8時出勤を目指しています。これによって夜はやめに退勤できるため晩ご飯が作れます。
また、残業については固定残業代がありますが、今のところほぼ0時間です。
そのうち忙しくなって残業しまくることもまああり得なくはないですが、裁量労働制の社員の人もだいたい8時間くらいはたらいているそうです。
今後はフレックスを活用して歯医者に行きまくりたいと思っています。
以上
次はもんたもんたおながいします。 テーマは将来どんな家・マンションに住みたいかで!